漬物語 くず野菜の漬物
tukemonogatari
くず野菜の漬物
漬物は、くず野菜が一番よいです。
捨ててしまわれやすい野菜の端も漬物にしますと、以外に美味しいものです。
スイカの皮を漬物にするのは有名な話です。
皮に厚さがあるので、漬物に適しているのです。
スイカの赤い部分は普通に食べてから、白い部分と皮の部分を糠に漬けます。
赤い部分が残っていますと、苦くなりますし、
漬け上がりの色が悪くなりますので、赤い部分は必ず除いて漬けてください。
メロンの皮も同様に漬物にできます。
これも、メロンの果肉は普通に食べたあとは同様に果肉が残っている部分は取り除き、
漬物にします。
夕張メロンの場合は特にオレンジ色をした部分は削らないと苦味が発生しますし、
糠に匂いが移りやすいので気をつけたほうがよいです。
大根の葉も捨ててしまう人も多いですが、大根と一緒に漬けても良いですし、
大根は、おでんの具にして菜っ葉だけ漬けても良いのです。
キャベツの芯も捨てがちです。確かに芯は硬くて食べづらいです。
でも、芯は食べられる食材でもありますし出来れば利用してほしいです。
漬物にしますと、芯は柔らかになりキャベツの味とぬかの味がミックスして
美味しいです。
キャベツでは無いような食感と味が楽しめてお勧めです。
リンゴの皮も漬物になります。
皮と実の間に栄養があると言われているいるリンゴですので、
ぜひ、捨てずに食べてもらいたいものです。
くず野菜は一般的に野菜炒めにしたり、キンピラにした料理にしがちですが、
漬物にするという利用はあまり知られていません。
もっと漬物には、くず野菜を利用してもらいたいものです。
前の記事 次の記事