漬物語 きゅうりのぬか漬け

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きゅうりのぬか漬け

ぬか漬けというと、キュウリですよね。
キュウリは、まっすぐな形のよいキュウリを選びます。
理由は、形が変形していたり、上が太くて下が細いと、漬けあがりにムラがでます。
ムラを避ける為にも、形が大事です。
後は、キュウリの色もいえます。
キュウリは全体的に緑が均一したものが良いです。
緑にムラがるキュウリですと、やはりこれも漬けあがりが良くはありません。
キュウリに塩をまぶしてから、糠に漬けます。
発酵させて使う糠床ですので、漬物も浅漬けから古漬けが可能です。
古漬けは表現を変えますと、発酵して出来上がる訳なのです。
古漬けに適した野菜はキュウリとも言われてます。
キュウリの浅漬けは醤油をかけたり、味が薄ければ塩をかけても良いです。
浅漬けですと、サラダにも使えて重宝です。
使い道が広がるキュウリの浅漬けはお勧めの一品です。
古漬けも、また使い道は浅漬けとは異なりますが様々あります。
古漬けは酒の肴にもなりますし、お茶のお供として3時の休憩に食べる方もいます。
老人は、古漬けを好みます。味は少しクセがありますが老人はそのクセが良いそうです。
若い人はそのクセが得意ではない方が多いです。
老人会には必ず古漬けを持ち込みます。古漬けは皆が喜ぶ一品でもあります。
また、昔は糠床を大事にしていましたので各々こだわりもあります。
また、その家々の味があります。
特にキュウリの古漬けは糠の味が出るので、その家庭の味があります。
古漬けは老人の集まりには欠かせない漬物です。


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